【提案】在宅ワークで会社のメールアドレスが使えない時はCCを付けて

コロナウイルスで出勤自粛が行政から呼びかけられ、クライアント様も協力されているところが多くなりました。インターネットが普及する現在、訪問打ち合わせに替わってのビデオ会議もいたって普通のものとなり、案外と互いに出勤せずとも不便は少ないな、と考えていたところでしたが、予想外の問題がありました。それは在宅では組織のメールアドレスを使えない人がいる、ということです。

先方担当者からのシステム修正依頼のメールですが、在宅勤務ということで、いつもと異なるメールアドレス(Gmail)から届いたのです。そのメールアドレスは初めて目にするものでした。依頼内容、文面などに不審な点は全くなかったのですが、これはソーシャルハッキング(技術的な脆弱性でなく、人為的な隙を狙って情報を盗む手法)の流れとなんら変わりがないので困惑しました。同じ事態はいたるところで起きているのでしょう。

今回は本人の携帯電話へ通話することで確認をしたのですが、もしも連絡手段がメールしかなかった場合、どうやって信じればいいのだろう?なんとか本人確認する上手い方法はないのだろうか?としばらく悩みました。

本人しか知らない情報を記入してもらう? →情報が盗まれてない保証がないと、駄目。
職場にいる人に確認を取る? →まどろっこしすぎるし、問い合わせを受ける側が職場の情報を外部に話すことに慣れるのも危険。

ひとつ、手軽に行えそうな方法が思いつきました。
「メールのCCに、普段使っている業務用メールアドレスを付け加える」

これならば誰でも簡単で、環境を選ばずに行えます。受け取った側は未知のメールと既知のメールの紐づけができるので迷わずに済みます。もし偽者が送ったメールとすれば、本人に届いて即座になりすましが露見するリスクを負います。偽メールに本人が気が付くまでの時間差がある場合もあるので完璧ではありませんが、別アドレスから送ったメールがいつものメール宛に届くので紛失予防になる、というメリットもあります。

在宅ワークで会社のメールが使えない(禁止されている)方で、外部へメールを送る必要がある方は習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか。

戻る


2 件のコメント

  • 渡部 一 より:

    ccをどこにつければいいのでしょう
    もう一つわかりません?

  • admin より:

    コメントありがとうございます。
    業務のメールをプライベート用のメールアドレスで送る場合、誰が送ったのか、受け取り側の勘違いをなくす為に、社用メールアドレスもccに付け加えて欲しい、との趣旨でした。
    お使いのメールソフトでccの使い方がよく分からないのであれば、送り先メールアドレスに半角カンマ(,)を付けてメールアドレスを書いてもらえると同じ結果になります。
    ご質問の意図と異なる回答でしたらすみません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA