WordPressをお勧めする理由

一般的なWEBサイトの構築依頼をお受けした場合、まずはWordPressの検討をお勧めしています。

理由としては、

  • 無償ライセンスで導入容易なコンテンツ管理システム
  • かつ、高品質である
  • 世界で高い普及率を誇る

というところが挙げられます。

無償ライセンスで導入容易なコンテンツ管理システム

お仕事としてのご依頼なので、当然コストが発生します。お客様にとって、まずは予算が気になる部分かと思います。

WEBサイトの構築には、

  • サーバー管理費
  • ドメイン登録費
  • コンテンツ管理システム費
  • カスタマイズ費
  • デザイン制作費
  • 制作作業実費
  • 保守費

といった各費用が必要です。

WordPressが関わるのは「コンテンツ管理システム」の部分です。Content Management System、略してCMSとも記されます。サイト全体のデザイン管理を始め、ページ内容の追加・更新や、ナビゲーションのリンク情報などをまとめて管理します。ページ数がある程度多くなり、更新頻度が高いサイトでは必須と言えます。

CMSに有償ライセンスのソフトウェアを導入すれば、その価格が当然含まれます。
フレームワークなどを用いて開発する場合は、設計及び開発費がかかります。加えて、開発期間もかかります。

通常のサイト構築、という目的においてWordPressは非常によく出来たCMSなので、まず候補に入ります。しかも無料で使えるので、CMSの開発費、ライセンス費が発生しません。WordPressにも利用ライセンスは存在しますが、商用・無償に関わらず非常にオープンな形式ですので、導入に際して気にする必要はほぼありません。

仮に予算が湯水のようにあったとしても、WordPressで出来ることをわざわざ新規で作ることは時間の無駄なので、お勧め出来ません。

もちろん、WordPressで対応しづらい要件があり、他のCMS製品で対応可能・もしくは独自開発しないと対応不可な要件ならば、そちらを選ぶべきです。

かつ、高品質である

無償で使えるのに高品質。なんだか矛盾しているように聞こえます。

WordPressはWordPress公式によって管理されており、開発者の手によることはもちろんですが、世界中の数多くの利用者からの貢献によってメンテナンスされています。品質を高く保っているのは、その普及率による力です。

日本語WordPress公式ページを見ると「Web 上の34%のサイトが WordPress を使っています。」と謳われています(2019年8月現在)。これはW3Techsでも確認でき、世界中のWEBサイトの実に3分の1はWordPressを利用しているそうです。他と比べて群を抜いたもので、なおも増加傾向だそうです。一番普及したものが一番の品質、とは必ずしも保証されませんが、出来の悪いものがここまで普及することはまず無いと言えます。

人気の度合いは、ソフトウェアの品質向上に大きく寄与します。逆に言えば、不人気で放置されたソフトウェアは、深刻な欠陥を抱えている危険があります。これに関して「無償は危険、有償だから安心」という理屈はあまり通りません。なぜなら、開発された時点では万全でも、発見されていなかった不具合が後になって見つかる場合が多いからです。安全性を保つには最新のセキュリティ事情に即した監視と保守が欠かせません。

人気があることのメリットは、プラグイン・ソフトウェアが豊富に揃うという部分にも表れます。プラグイン・ソフトウェアとは、本体だけで不足する機能を補うために利用する拡張プログラムですが、WordPressは潤沢に様々なプラグインが存在し、活発に保守されています。多くが無償で利用できます(一部、有償のものもあります)。追加機能が欲しい場合、まず、プラグインを探すと、同じ要望から生まれたプラグインが公開されていることが少なくありません。望むものが見つからなければ、プラグインを自由に制作することも可能です。当方も、必要に応じてプラグイン製作を行っています。

WordPressは無償であるゆえに、運用は自己責任が原則になってしまうのですが、技術的に不安があったり、人員をそこに割けない場合は、当方のような代行管理業者の出番となります。どうぞご相談ください。

もうひとつ、無償であるメリットは、管理業者を変更する際にライセンスの移譲問題が起きにくいこともあります。有償ソフトウェアのライセンス名義をお客様自身ですべて管理していれば問題は起きませんが、外部代行業者に委ねていた場合は注意が必要です。

世界で高い普及率を誇る

普及率の高さを気にするべき理由として、将来的な継続性に関わるからです。WEBで使用する技術で、セキュリティサポートのされない(終了した)ものを新規で採用することはまずありえません。OS、サーバーアプリ、プログラム言語、データベース、などなど、栄枯隆盛の激しいコンピュータ技術で将来の予想は非常に難しいのですが、技術は勝手に進歩しないので、人気のないものは成長(更新)が止まり、保守もなくなります。保守がなくなる、ということは重大な欠陥が見つかっても放置されるということで、そのようなものを使用するのは全くお勧めできません。事実、コンピューターへの悪意を持った攻撃方法は、過去のバージョンのセキュリティ不備を狙ったものがほとんどです。WEBサービスに利用する技術は、必ずセキュリティ保守の対象内であるのが原則です。

普及率が高ければ使えるエンジニアも多いということになるので、保守要員を募集する時に有利です。逆にマイナーな技術だと人員の補充やコストで苦労するでしょう。

利用者側の面から見れば、導入先のWEB担当者様で既にWordPressを知っている・使ったことがある人が多かった事実も、広く普及しているメリットとして感じられます。


以上が、一般的なサイト構築案件で、WordPressをお勧めすることが多い理由です。将来的に事情が変われば、WordPressに固執する理由はありませんので、その時点の最善と思われるものをお勧めいたします。

WordPressの導入が難しいサーバー環境であったり、用途に機能が不足するような(場合によっては過剰な)案件には、独自開発のアプリケーション制作を含めた提案を致します。詳細はご相談ください。

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